- 2019-5-24
- 幹細胞
幹細胞培養上清液とは、間葉系幹細胞と分類される幹細胞を培養し、その培養液から幹細胞を取り出したうえ、滅菌処理などを各種施した上清液(上澄み液)のことをいいます。
いま、再生医療の分野でこの幹細胞培養上清液が注目されているのは、幹細胞培養上清液に含まれる成長因子やサイトカインと呼ばれるたんぱく質が、抗酸化作用、抗炎症作用、創傷治癒作用、免疫調整作用、組織・神経修副作用等、様々な作用を有しているため、各医療分野で応用されてきております。
さらに注目されている点は、、幹細胞培養上清液には細胞が一切含まれていないため、幹細胞治療で懸念されている癌化の恐れがありません。また、現在まで良質な上清液の利用にあたっての副作用報告はありません。
成長因子の代表例
間葉系幹細胞培養上清βｰH
ヒト脂肪細胞順化培養液エキス（間葉系幹細胞培養上清）
皮膚の基礎である線維芽細胞へ直接アプローチしていきます。
加齢によって徐々に減少していく、お肌の弾力、ハリ、ツヤを線維芽細胞 （ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン）に対し、直接アプローチすることで肌が本来持っている自らの力を引きだします。
ＥＧＦ：ヒト遺伝子組換オリゴペプチドｰ１
上皮細胞成長因子…肌の再生・創傷治癒・シミやシワの予防
ＦＧＦ：ヒト遺伝子組換ポリペプチドｰ11
コラーゲンやエラスチンの生成を補助。
お肌のハリや弾力が失われる原因は、加齢と共にコラーゲン産生の働き が弱まってくるからです。コラーゲンやエラスチンの生成を補助すること で、お肌に弾力とツヤを与えます。
ＫＧＦ：ヒト遺伝子組換ポリペプチドｰ３
肌の新陳代謝を整え柔軟性を保ちます。
加齢と共に乱れがちな、お肌の新陳代謝をコントロールし、新しい皮膚 の生成を促すことで、皮膚の水分、油分を補い、すこやかに保ちます。
ＴＧＦ：ヒト遺伝子組換ポリペプチドｰ19
乾燥しがちな肌に保湿力を保ちます。
お肌のヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促すことでお肌にうるおいを与 え、皮膚の乾燥を防ぐと同時に、肌荒れを防ぎ保護する役割があります。
ＩＧＦ：ヒト遺伝子組換オリゴペプチドｰ２
老廃物の排出を促し新陳代謝を高めます。
ＥＧＦ、ＦＧＦと一緒に配合することで、お肌のターンオーバーによってで きる、老廃物の排出を促すことで、ＥＧＦ、ＦＧＦのはたらきを高めます。
ＨＧＦ：肝細胞増殖因子
肝臓を中心とした組織再生
ｂＦＧＦ：（塩基性）線維芽細胞増殖因子
血管新生・組織修復
